毎日をわすれられない日に

毎日いろいろあるよね。でもいつも機嫌がいい人でいられたら。

いかすみガーリックチリスコーン

時々スタバのスコーンが無性に食べたくなる。大きくて美味しくて、ほっこりした気持ちになる。毎日スコーンを食べられたら、毎日幸せになれるかも、とスコーンのレシピをチェックしてみると、それほど難しくなさそう。真藤舞衣子さんの「ボウルひとつで作れる SCONE AND CAKE」を参考に、まずはアンチョビとバジルのスコーンを作ってみたら、これが驚くほど美味しくできた(自画自賛)。なので今日はいかすみガーリックチリスコーンを作ってみた。結果は「惜しい!」といったところ。いかすみペーストが手に入らず、いかすみのパスタソースを使ったのがいけなかった。今日は大手デパートの食料品売場で本当の「いかすみペースト」を見つけよう。

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ボウルひとつで作れる SCONE AND CAKE

ボウルひとつで作れる SCONE AND CAKE

 

 

 

グラタンドフィノワ(進化系)

10連休明けの仕事は精神的にも体力的にぐっときた。ぐったりした私は、せっかくの金曜の夜なのに飲みにも行かず、家に帰って残りもので夕食を済ませて、10時半頃にさっさと寝た。

起きたら快晴で、気持ちのいい朝だったけど、昨日のどんよりした気持ちをちょっと引きずったままだったので、気分転換にグラタンドフィノワ(進化系)を作った。

私が子供の頃、母がよく作ってくれたじゃがいもの料理。雑誌か何かでレシピを見つけたらしいけど、料理の名前は覚えてないらしい。

私が一人暮らしをするようになって何回か作ってみたけど、なんかイマイチ。母にレシピを聞いてもいつも目分量で作っているのであまり参考にならない。で、インターネットでレシピを探してみると「グラタンドフィノワ」という料理に似ていることがわかった。

本来のグラタンドフィノワはじゃがいもしか入れない。でも、母の料理にはトマトとベーコンとニンニクが入っている。味付けは同じ。だから、私はこの母の料理を「グラタンドフィノワ(進化系)」と呼ぶことにした。

ホワイトソースはいらないのでとても簡単。なのにちょっとオシャレで気分が上がる。

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リトアニアへの旅 2018 初日

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憧れのバルト三国。だけど今回は日程が合わずリトアニアだけ。残念だけどしょうがない。今回のメインイベントはVilnius Marathonだし、リトアニア国内にも足を伸ばすべき場所はたくさんある。

午前10時頃フィンエアで成田空港を出発し、ヘルシンキ経由でヴィリニュス空港に到着したのが午後5時半頃。日本とは時差が6時間あるので約13.5時間の空の旅。

ヴィリニュス空港は国際空港とは思えないほど小さい。JR宇都宮駅のほうが大きいんじゃないだろうか。空港から市内までは7キロくらいでバスも電車も通っているし空港でタクシーを拾うこともできたけど、ガイドブックで事前に調べても不安が残ったので、ホテルに送迎タクシーをお願いしておいた。だいたい時間通りにドライバーが迎えに来てくれて20分くらいでホテルに到着。

ホテルは立地がいい割にはリーズナブルだったから若干心配だったけど、シンプルで清潔でこじんまりとしていて私好み。リトアニアは英語があまり通じないと聞いていたけど、さすがにホテルでは通じた。さっそく荷物を置いて街歩きを開始。9月のリトアニアはまだ日没が遅くて、20時くらいまでは結構明るい。治安も地理もまだよく分からないので、明るいうちにホテルに帰って来られるよう近所を散歩した…つもりだったが、けっこう歩いていたらしくヴィルニュス大聖堂に辿り着いた。ここはマラソン大会のスタート地点で、ゼッケン受け渡し場所になっているので、偶然ついでにゼッケンや参加賞のTシャツを受け取る。

陽が傾き始めたので来た道を戻るように歩いていたつもりが、検討はずれなところを歩いていたらしく、なかなかホテルに戻れず。だんだん暗くなって不安になってきたが、なかなか興味深い通りをいくつか抜けて、後日再訪しようと心に誓った。IPhoneGPS機能を駆使してようやくホテルに戻った頃には外は真っ暗になっていた。

初日でまだ土地に馴染めていない私は、初めてのレストランで一人で食べる勇気が出ず、ホテル近くのデリで惣菜と飲み物を買って部屋で食べた。一人旅の初日はどこへ行ってもおっかなびっくりで、いつもこんな感じ。

 

やらなきゃソン

長生きしたけりゃふくらはぎをもみなさい (健康プレミアムシリーズ)

久しぶりの再会を果たした中学時代の友人と、初めて2人で飲みに行った。中学時代はとても仲が良かったけれど卒業後は疎遠になっていたから、お互いがどんな料理が好きで、どれだけ呑めるのか知らなかったことに驚いた。

そんな彼女とお互いが知らない数十年について喋りまくった。彼女は表面的には「結婚適齢期で結婚して、子供にも仕事にも恵まれて、安定した人生を送っている幸せな女性」ということになるだろう。だけど、お酒がすすむと「実は…」という話になった。

数年前にお父さんが体調を崩し、今も入院しているという。一時期は希望が持てない状態になったこともあったらしい。だけど彼女は医者が匙を投げても諦めず、本やネットで「お父さんを助ける」方法を探しまくって、試してみた。その中のひとつがこの本で紹介されている「ふくらはぎを揉む」だった。

彼女自身が体調不調を感じていたこともあり、まずは彼女がこの本の著者が院長を務める治療院で施術を受けるようになり、効果を実感。それから彼女がお父さんにマッサージをするようになった。続けてしばらくすると回復の兆しが見え、医者が「奇跡だ。娘さんの執念だ」と言ったそうだ。完治することはない病気だが、自宅介護が可能なレベルにまで体調が整ってきたので、現在退院の手続きをしているという。

マッサージ自体は難しいものじゃない。理屈も目新しいものではない。だけど、そんな簡単なことで健康になれるなら、誰かを健康にすることができるなら、やらない理由があるだろうか。

 

腸愛おしい

腸が変われば人生が変わる 驚異の腸内フローラ

腸が変われば人生が変わる驚異の腸内フローラ(田中保郎・ぶんか社を読んだ。

最近ちまたで噂の腸内フローラ。名前はきいていたけど、新手のダイエット法かなんかだろうと思ってスルーしていた。でもこの本を見かけたときに、母親が「腸内で細菌が花畑みたいに住んでいるからフローラっていうんだって」って話していたのを思い出して買ってみた。

専門的なこともちょこっと出てくるけど、イラストも入っていて読みやすい。それに筆者の押し付けがましくない口調がいい。近所の博識なおじさんと話しているようで安心感がある。

この本を読むまでは、私はあまり腸に重きを置いていなかった。あんまり胃が丈夫じゃないから、いつも胃が痛いときに「胃腸の調子が悪くて」とおまけでつけるくらいだった。でも、この本を読んだら「腸がすべて」という気持ちにすらなってきた。人間は腸に支配されているのかも!

身体だけでなく心も含めて何か不調を感じているなら、腸を整える生活をしてみる価値は十分にあると思う。ただ、この本の中で何度も言われていることだけど「コレをすれば誰でも必ず腸が整います」という方法はないらしい。腸をいたわり、腸の声を聞き、腸に感謝する生活を心がければいいんじゃないかと思う。

みんなに読んでほしい度5点満点中5点。